ブルシットジョブ クソみたいな仕事たち

ほとんどが納得してしまいました笑

ブルシットジョブという本です。

典型的な「クソどうでもいい仕事」をあげている。端的に言えば、広告、金融、中間管理者がなどです。

そして、グレーバーは、本当に役に立つ仕事をしている人々が報われない社会になっているという。

「この社会は、本当に意味のある仕事をしている人が、怒りのはけ口になるような社会です。たとえば、看護師やゴミ収集者や機械工はいなくなってしまったらこまる職業です。

その一方で、プライベートエクイティのCEOやロビイストやPRリサーチャー、テレマーケティング担当者、法律コンサルタントなどの職業は消えてしまっても、われわれはたいしてこまらないでしょう。むしろ社会は良くなるかもしれません。

 

ブルシット・ジョブの種類
第二章では、ブルシット・ジョブを以下の5つに分類する。
1 フランキー(取り巻き)の仕事
だれかを偉そうに見せるだけの仕事。ドアマンやお飾りのアシスタントなど。
2 グーン(脅し屋)の仕事
他人を操ろうとしたり脅しをかけたりする仕事。ロビイストや企業の顧問弁護士、コールセンターの従業員や、他人を不安にさせた後に商品を売り込むようなマーケターなど。
3 ダクト・テーパー(尻ぬぐい)の仕事
組織に欠陥が存在するために、その欠陥を解決するためだけにある仕事。一部のソフトウェア開発者など、その気になれば簡単なシステムの見直しで解決できる問題を場当たり的に解決するためだけに雇われた人。
4 ボックス・ティッカー(書類穴埋め人)の仕事
ある組織が実際にはやってないことをやってると主張するための書類を作るだけの仕事。誰も読まないプレゼン資料や報告書などの書類を作ることに業務の大半を割かれるオフィスワーカーなど。
5 タスクマスター(ブルシット・ジョブ量産人)の仕事
もっぱら他人へ仕事を振り分けるだけの仕事。また、ブルシットな業務をつくったり、ブルシット・ジョブを監督する仕事。一部の中間管理職など。